いんろうたきん

できるだけ毎日更新してみよう、という目論見です。
風邪は症状が、
あとからあとから垂れてくる鼻水(1日目)→全き鼻づまり(2日目)→鼻づまり&頭痛(3日目)→咳(本日)
と変遷しております。咳が出るのは細菌が外に出ていくため、というのを聞いたことがありますが、そうであればそろそろ治るということでしょう。
NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力
思想地図は特集が「想像力」という非常にアバウトな言葉なので、関心・テーマが散逸していて、読むのが結構大変。とりあえず東×宇野×前田塁×福嶋亮大文学座談会から読み始め、ちょっと疲れたので次はアズマン×ミヤディーのパパ対談へ。これは読んでいると無性に娘が欲しくなりますね。別に息子でもいいけど。アズマンは汐音ちゃんにしっかりナメられているようで笑った。対照的にミヤディーはすごくかっこいいパパですね。だいたいイメージ通り。
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
ところで『1984年』を読みなおしていて気づいたのですが、冒頭で、主人公の住むアパートメントは「昼間の電力供給が停止している」と書かれていいて、しかしそれでもテレスクリーン(遠隔監視装置)だけはしっかり動いているんですよね。もちろんテレスクリーンは別系統だということもありえますが、しかしこれは何もかもが茶番であることを暗に示している、と考えられるのではないでしょうか。物語が始まって1ページも進まないうちに、このような一文が仕込まれているところは恐るべきです。他にもいろいろ新しく気づいたところがあって、いやあすごい小説だなあと改めて思いました。