2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

curious case of

六本木ヒルズで行われた「ベンジャミン・バトン」のプレミアのイベントに行って参りました。試写会ではなく、ヒルズのレッドカーペットをブラピとフィンチャーが歩いたり挨拶するのを観にいったのです。ミーハー。ブラピはついでにアンジーも連れて来ていた…

Infinite Inc a b c ....

昨日の思想地図シンポジウムの東浩紀の発言で興味深いものがあって、デリダの責任=応答可能性から今日のコミュニケーションの諸問題に関して考えるうえでの非常に重要なヒントになった。 デリダは言語哲学者サールとの論争で、サールに対して「有限責任会社…

思想地図シンポ@東工大

東工大で行われたシンポジウム「アーキテクチャと思考の場所」を観にいって参りました。 東浩紀、浅田彰、磯崎新、宇野常寛、濱野智史、宮台真司と非常に豪華なメンツで行われたのですが、やはり「アーキテクチャ」という語が散種しすぎているんでしょう、そ…

鴨川ホルモー

「鴨川ホルモー」の試写会に行って参りました。マキメ学の同名の小説の映画化作品。結構楽しめまんた。 栗山千明がもさっとした髪型にでっかい黒ぶちメガネをかけた無愛想なヒロインを演じていて、お約束通り「地味で冴えない風貌の女の子がメガネをとったら…

大学・キャリア・管理社会

この前のゼミは最初は『まなざしの地獄』について話そうという予定だったのに話がどんどんズレていって結局ロスジェネの話とか、<歴史の終わり>とそこで生じた世代間の気分の断絶の話とかをずっとしていた。夢とか希望とかないんですよ、という。 あとは「…

レポート地獄

寝ても覚めてもレポートレポート…。忙しいです。 「良いレポート」、というか「良い評価をもらえるレポート」というのは何より、しっかりまとまっているか、というか、自分の問題設定にちゃんと不足なく応えられているか、というのが重要だと思っているのだ…

見田宗介『まなざしの地獄』

社会学者見田宗介が、1968年から1969年に起きた連続ピストル殺人事件である永山則夫事件を、都市における階級構造と関係性に着目して分析する論考。当時の「学卒就職者の転職理由」、「職場に対する不満」などの様々な社会調査から見田は<統計的事実の実存…

他者的なるものと、私

面倒だけどやらねばなことが様々に積み上がっていてやはりちょっと忙しいこの頃です。 昨日の編集論の授業には凸版印刷の方がゲストでいらして、印刷の仕事についてのお話を聞かせていただく。印刷会社ってあんなことやこんなことやそんなことまでやっていた…

ゼロ年代×メカニクス

二日酔い気味の身体をなんとか立て直して早稲田へ。今日の編集論の授業には宇野常寛さんがゲストとして来ており(たまたま仕事の打ち合わせがあったのでついでに授業にも来てもらったらしい)、市川さんと即席トーク。バレバレなイニシャル・トークや、今年…

ひきこもごも/ネオリベ原理についてちょこっと

年末〜三賀日は初詣以外はほとんど外に出なかった このごろはなんだかひきこもり気味 ちょっと前まではもう少し活動的な人間だったはず 特に用がなくても一日一回は外に出て散歩とか本屋で物色とか喫茶とかしていた 今は学校行かなきゃとかひとと約束がある…

餅、歯、眼。

三賀日ももう終わり。就職活動のあれやこれやをやらないとなあと思いつつちっともやる気にならず。ひとが多いのが苦手なのでセールにも行かず家でおせちやお雑煮を食べたりあとは新年会のようなものに参加するなどだらだらと過ごしていた。もちろんの体重の…

「亡念の

ザムド」、20話まで観た。一応PS3配信でしか観れないということなのであんまり話題にもなってないみたいだけど、結構面白いんじゃないかと思う。 登場人物のテンションがやけに高い。ハイになってるとかそういうことじゃなくてhighly tenseのほう。張りつ…