2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ここ数日

・就活 [出来事]初めてwebじゃない筆記試験を受けた。CABというやつ。 [学んだこと]マークシートテストに0.3ミリ芯のシャーペンしか持ってかないのはいくない。 [疑問]テストの成績がいいとその後の選考にプラスに働くのだろうか?それともただの足切り? ・体…

竹内洋『社会学の名著30』

「社会学」の名著を30冊選び出し、内容をごく簡単に解説しながら紹介。解説は全くの社会学素人にもわかりやすいように書いてあるので読みやすいし、セレクトされた30冊も、パーソンズやデュルケム、ギデンズなどスタンダードな社会学の本から、ボードリ…

F.Scott Fitzgerald "Tales of the Jazz Age"

1922年に発表されたスコット・フィッツジェラルドの短編集。映画「ベンジャミン・バトン」のネタ元"The Curious Case of Benjamin Button"他、"May Day"、"The Diamond as Big as the Ritz"などの名編を収録している。 フィッツジェラルドの短編は良いのと悪…

「おくりびと」とアブジェクション

「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画賞を受賞しましたね。いやはや目出度い。 僕は10月くらいにこの映画を観たのですが、その時、考えたことを思い出してメモ。非常に雑ですが。ネタバレありなので注意。 アブジェクション アブジェクションab-jecti…

父と卵、誤配

★ 村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチの全文とその訳が出ています http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html 村上春樹: 常に卵の側に いやあ、これは結構いいスピーチじゃないですか。まずユーモラスだし、メタファーも流石に巧みで直感に訴えか…

岩井克人『貨幣論』

経済学者岩井克人がマルクス『資本論』の価値形態論を参照しつつ、「貨幣とは何か」という命題の答えに迫っていく。「批評空間」での連載をまとめた本。 一週間くらい前に読み始めたのだけど、途中部分的に読み返したり、資本論について調べていたりしたら結…

就活・生成・マシン

おくればせながらしゅうしょくかつどうというものにほんかくてきにさんにゅうしました。 いやこれは大変ですね。めちゃくちゃめんどくさい。僕なんか世間一般の就活生から見たらほとんど何もしていないようなもんですが、それでもかなりやらなきゃいけないこ…

村上春樹、エルサレム賞受賞

村上春樹がエルサレム賞授賞式に出席したらしいですね。テレビのニュースでも取り上げられていた。 http://mainichi.jp/enta/art/news/20090216k0000e030029000c.html 賞をくれるということになってから、イスラエルという国のやっていることを考えると辞退…

不調

今日はなんでだか非常に調子が悪い。レポートを書かなければならなかったのだけど頭が全然働かなくて、ものすごく出来の悪いものになってしまった。こういうこともあるから提出期限ギリギリにレポートを書くのはよくないのだ。 2日前くらいから岩井克人『貨…

ジェネレーション

ちょっと衝撃を受けたのでトラックバックというものを初めてやってみる 世代間不公平 - 社会学者の研究メモ このエントリにある表をここに引用したいのだけどやり方がわからないので素直にリンクから飛んで読んでいただきたい。 もちろん表の数字がどういう…

小林秀雄『モオツァルト・無常という事』

モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)作者: 小林秀雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1961/05/17メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 54回この商品を含むブログ (100件) を見る小林秀雄が戦中に書いた批評文「モオツァルト」と、連作「無常ということ」など…

たけくらべ・雪国

昨晩、魂の午前3時にベンジャミン・バトンのサントラを聴いていたら無闇に悲しい気分になってしまったので、なんとか紛らわそうとサイバラの「毎日かあさん」を読んだら鴨ちゃんが死んでしまう巻でさらに気持ちが沈む。仕方がないのでお酒を飲んで酔っ払っ…

ベンジャミン・バトン

新宿ピカデリーで観てきました。ピカデリーで映画を観るのは2回目で前はポニョ。ポニョの時は遅刻したのだけれど今回も遅刻。もしかしてピカデリーでは開始時間とは予告編が始まる時間ではなくて本編が始まる時間なのかも知れない。ので次回からはきっちり…

〈ユリイカ〉2月号

ユリイカ2009年2月号 特集=日本語は亡びるのか?作者: 水村美苗,蓮實重彦,前田塁,岡田利規,巽孝之,四方田犬彦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/01/26メディア: ムック購入: 5人 クリック: 23回この商品を含むブログ (29件) を見る特集が「日本語は滅びる…

Well over there, there's friends of mine.

フランツの3rdアルバムが発売されましたね。前2作の馬鹿騒ぎ的な感じが影を潜めて今作は全体的にダークな仕上がり。まあ以前の馬鹿騒ぎにも元々「敢えて」が付いたものでしたが、しかしそれでもやはりなかなかに楽しくて好きだったので今作はちょっと淋しい…