他者的なるものと、私

面倒だけどやらねばなことが様々に積み上がっていてやはりちょっと忙しいこの頃です。
昨日の編集論の授業には凸版印刷の方がゲストでいらして、印刷の仕事についてのお話を聞かせていただく。印刷会社ってあんなことやこんなことやそんなことまでやっていたのか!と目から鱗が落ちた。個人的な質問にも答えて頂けたし名刺も下さったし、なんだかとてもいいひとだった。
授業後、続いてお邪魔した飲み会ではゼロアカのあのひととかワセブンの編集のひととかと喋っていた。「ゼロアカ裏話」「サークルクラッシャーは恐ろしい」「宇野常寛サークルクラッシャーという言葉を作ったのが偉い」「宇野さんには文化系サークル研究だけでなく体育会系サークルもしっかり研究してほしい」「思想地図は面白い」「あそこで上野千鶴子に全く話が通じていないことが世代間の断絶をまざまざと示したのではないか」「上野さんはちゃんとわかっているけれど立場的にああいうことを言うしかなかったのではないか」「濱野智史いいよね」「福嶋亮大も好き」とか。あとはここには書けないような下品な話とかな。二字会では何故か終始いじられ続け、「最低」「メンへラ好き」「ドS」などと散々disられたw。
今日、太田総理を見ていたらホリエモンが出てきて、「国民全員に月々5万円を支給したらいいのではないか」というようなことを言っていてビックリ。それってばつまりベーシック・インカム。まさかこのひとの口からそんな意見が出てくるとは思わなかった。変わったなあ。ちなみに僕はBIにはなんとなく賛成です。

卒論の方向性を、基本的にはデリダを使って「他者の方 から/へ ――博愛のストラテジー」みたいな感じでやってみたいなあ、と思ったんだけどちょっといきなり躓きの石を発見してしまってどうなるやら。とりあえず読んでいくべきなのはデリダの「他者」論=正義論、シュミットの「友/敵」の論理、アガンベンの「開かれ」、それとレヴィナスの「顔」とかか。先は長いなあ。