「忘れえぬロシア」展

一昨日の夜から昨日の一日中「機動戦艦ナデシコ」を観続けてひきこもってしまっていたので、今日は渋谷Bunkamuraで「忘れえぬロシア」展を観に行ったり、代々木公園でやっていた「ワンワンフェスティバル」に集まった犬たちを眺めたり、映画「Milk」を観たりしていました。
「忘れ得ぬロシア」展ではブラースというひとの筆によるチェーホフ肖像画があり、僕はこの作品が非常に気に入ったので売店でポストカードを買おうと思ったのですが、しかしその作品は別にそんなに人気があるメジャーなものでもないのかポストカードにはなっていませんでした。残念な気持ちになりました。そして画像検索をしても見つかりませんでした。残念すぎる。

この美術展の目玉であるクラムスコイの「忘れ得ぬ女(見知らぬ女/unknown lady)」はさすがに素晴らしかったです。トルストイの『アンナ・カレーニナ』の中で、アンナの肖像画を描く画家が出てくるのですが、その画家のモデルがクラムスコイで、そしてこの「忘れ得ぬ女」はアンナ・カレーニナをイメージしたものだ、という説があるようです。なるほど。しかし僕のアンナのイメージはなんとなくもうちょっと優しそうな感じです。一般的なイメージはこんなドSっぽい感じなんでしょうか。うーむ。