しその中の人

ペプシしそ」を飲みました。案外美味しいな、と思ったのですがこれはやはり僕の味覚がおかしいのだろうか。もう一度飲みたいな、とは思いませんでしたが。
こういった「絶対に売れないだろコレ」という商品を目にしたときまず思うのは会社(今回であればペプシ)の中の人はいったい何を考えているのか、ということです。やはり商品を出す以上は売れなければ利益にならないわけで、中の人的には「これはイケる!売れる!」という判断がなくては商品は世に出てこないはず。売れない商品を自信満々で(あるいは自分でもダメっぽいなあと思いながら仕方なく)世に送り出したであろう中の人は失敗の責任を取らされてやっぱり遠くの営業所とかに左遷されたりしているのでしょうか。フビンだなあ。
しかし「ペプシブルー」から「ペプシしそ」まで、こういう毒ペプシ*1は明らかに一口飲んだら大概のひとは不味い、もう買わない、と思うような商品がなぜか次々と出てくる。これはいったいどういうことなのだろうか、と気になっていたら、どうやらペプシにはペプシなりの戦術があるようです。
・ネット上のユーザーの口コミだけで商品が広く認知されるために、広告費がかからない。
・すぐに売れなくなるが、興味本位やネタで買う層が多く、発売直後はけっこう売れる。
らしいです。ふーむ。敵もさるもの。遠くの島に左遷された中の人はいなかったんだ。よかったあ。よかったあ。
しかし本当にインパクトだけで勝負してるんですね。たぶん「今度の新商品の企画どうすんよ。期限明日までだぜ。」「あー忘れてた…。…今思いついたんだけどしそってよくね?」「しそってwwwペプシしそwwwwwいいじゃんwwwそれで行こうぜwwww」って感じで企画会議とかも「ペプシしそwwwww」って感じで通って、研究開発とかも「しそwwこんなんじゃねwwwwwこれでいいやwwww」とかやってるんでしょう。不味いわけだ。いやまあ俺は美味しかったけど。

トランスフォーマー リベンジ」があんまり面白くなかった!

*1:いま考えたことば。