ゼロ年代洋楽ベスト10。愛って悲しいね。
世のひとびとは誰も彼もが忙しげ、端的にひきこもりであるわたくしめもしかしいっちょまえに忙しい忙しいなんて言ってみている今日この頃。だってそりゃ世間は師走も師走、年の瀬だぜ年の瀬。ところで僕は年の瀬という言葉が好きだ。としのせ。この、せ、のところがいいよね。ひかえめな感じがして実にいい。実に。そんなことはどうでもよくて、ゼロ年代ももう終わり、いつまでも決断主義だとか言ってる場合ではなくて、いっそいでゼロ年代を総括し葬らねばならないのです。
というわけで、個人的ゼロ年代小説ベスト10!!をやろうと思ったけれど、ちょっと分母が多すぎてすぐには総括しきれないので、とりあえずビール、的にとりあえず洋楽ベスト10、をやろうかな、とも思ったけどもでもあれだな、僕はとりあえずビール、とか言って結局そのあともずっとビールばっか飲んでることが多いな。今度からとりあえずじゃなくて普通にビール、あるいは本気でビール、と給仕に注文したろうかな。なんてことはマジでどうでもよくて、分裂症的な語りももうやめよう、洋楽ベスト10を発表。
- Arctic Monkeys "Favorite Worst Nightmare"
- Arctic Monkeys "Whatever People Say I Am, That's What I'm Not"
- The Strokes "Is This It?"
- Björk "Volta"
- The Raconteurs "Consolers Of The Lonely"
- The Libertines "Up The Bracket"
- Franz Ferdinand "You Could Have It So Much Better"
- Patti Smith "Twelve"
- The White Stripes "Icky Thump"
- Battles "Mirrored"
出会った時のインパクト重視で選んでみた。
1:はアクモン。1stを聴いたときの衝撃、そして1st→2ndの変わりっぷりにまた衝撃!!
3:やっぱり外せないよねストロークス。ゼロ年代のバンドの多くはストロークスの影響があるわけで。
4:人文系はわりとみんな大好きビョークの姐さんです。武道館ライブではとにかく声量にびびった。あんな声があったら何歌ったっておk。まさしく天才。
5、9:ジャックさん。いぶし銀のロック。かっけえ。
6:これぞロック・ヒーローなピート君。実はジュネやらボードレールやらを愛読しているという文学青年なところもいい。いい加減再結成しろ。
7:変拍子とひねりの効いたメロディ・ラインがクセになる。「女の子が踊れるようなロックが作りたかったんだ」とのことだが、ゲイっぽいよね。
8:パティ・スミスによるカヴァー・アルバム。Gimme Shelter素晴らしい。このひとは僕のあこがれの女性のひとり。
10:バトルズはちょっと地味だけどもw本当にすごいエクスペリメンタル・ロック・バンド。日本での知名度はいまいちなのか?ロックが好きな人は頼むから一度聴いてみて欲しい。頼むから!すごいから!→Battles - Tonto - YouTube
次点を挙げているとキリがないから止すけれど、レイザーライトとかフラテリスとかCSSとかカサビアンとかも好き。特にカサビアンのライブはもいちど行きたいなあ。
ちなみに邦楽はほとんど聴かないのでテンでわからないけれど、例外的に椎名林檎と東京事変、上原ひろみは聴いていた。
あとはミドリ。大阪発のパンクバンドで、3年間くらい応援しているのだけど徐々に売れてきていて嬉しい、「大阪のいびつなJUDY AND MARY」、皆様ミドリをどうかよろしくお願いします。