the boat, the current.

20世紀は人類は真ん中くらいに巨大な打撃をこうむっている
すごく巨大な打撃なので近代が信じられなくなった
ナチスが人とか燃やした
もう駄目かな俺ら
*1

「俺らは駄目だ」というところから出発して「それでも」を経由している思想でなければ、言説でなければ、話にならない
「人間って素晴らしい」式の言説は肝心なところで役立たずだ
そういうひとって幸せだと思うけど、尊いとも思うし
でも僕らは「人間ってどうしようもない」というところから始めないと
そこから敢えて「素晴らしい」と言い続ける、騙し続ける、という戦略はアリだろう


我々、瑕疵ある者、避けがたく可謬な存在、どうするべきなのか、どうあるべきなのか
鍵:想像力・誤配可能性だと思う
そのふたつはいずれも偶有性に結びついている
それにしたってシステムの方をいじっていくしかないのかな、とこの頃思う
文学とか思想とか直接には無効なんじゃないか


今後の方向性:政治哲学、社会哲学、理論社会学とか
生権力、生政治、動物化、公共性、環境管理とか
フーコーアガンベンドゥルーズネグリコジェーヴアーレント大澤真幸東浩紀北田暁大斎藤環とか
時間がない、今までサボり過ぎた
ちょっと後悔している

三浦しをん読んでる、あとよしながふみとかも読もうとしてる
時間なくて読めてないけど
市川真人も言っていたけど、腐女子的感性は面白い、彼女たちが嗜好するBLという関係性から彼女たちは完全に疎外されている、全く要らない、蚊帳の外
普通の、というかどのようなセクシュアリティの考え方の枠からもはみ出す部分がある
ある部分が欠けているが故に、別の部分が過剰になっている
その過剰の部分がそれこそ“純文学”的な要素なのでは、みたいな……、そういうことを考えている
腐女子的感性から、新しい想像力とか出てくるのではないか
「押し付け」がない批評とか
現にこれは出てきていると思う、ユリイカとか読んでるとたまに芽に出会う
それはまだ妄想の域を脱しない、拙いものでしかないけど、とても面白い

就活が面倒
やっぱり働くの向いてないことがわかった
いちいち考え過ぎる
今まで学校のセミナーみたいなのも含めて全部サボってたけど、この前初めて説明会みたいなの行ったらびっくりした
どうして皆あんなに働きたがってるのか
おかしいと思う
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を思い出した
ベンジャミン・フランクリンかお前ら
骨の髄まで資本主義か
恐ろしい
とかなんとか言って面倒なだけだ
僕は三軒茶屋名画座のもぎりのひと、あれが天職だと思う
一日中座って本読んでてたまに客がきたらもぎるだけ
素晴らしすぎる。ワンダホー!
でも食ってけないだろうたぶん
年末ジャンボで3億円当たったら即座に就活とかやめる
買ってないけど

*1:東浩紀ポストモダンと情報社会」非公式アルシーヴより