2009-01-01から1年間の記事一覧

再帰的近代と自傷

現代若者論という授業の一環でジュニアフェローの方による講義を受けました。タイトルは「自傷行為体験者の語りから探る現代日本社会の生き辛さ」。フェローの方は、リストカットを関心の中心において研究してきた方だそうです。 リストカットをはじめとする…

魂の午前3時

不規則な生活を送っているせいでこんな時間になっても眠れません。こういう時間にひとりで起きて考え事をしているとろくなことにならないので、つらつらと書き物などをばせむ。 自意識 2ちゃんやらブログやらで人を罵倒したり貶めたりしているひとの自意識…

メシ喰わん

1980年代にあまり活躍しなかったパンクバンド「INU」の「メシ喰うな!」という唯一のアルバムに入っている曲すべての作詞を担当しているのは町田町蔵(現・町田康)なのだがその歌詞がいかに素晴らしいかすげえかということを最近書こうとしているのだけれど…

ジル・ドゥルーズ「管理社会について」

『記号と事件』に収められているドゥルーズの「追伸―管理社会について」を読んで考えよう!という楽しいレジュメ。 ◇追伸―管理社会について ○「管理社会」 controlled societyとは? p.349 フーコー/ドゥルーズの権力の様態の3分類 1.君主型:〜中世に発達…

幸福・刺激・新世界

目黒の「蒙古タンメン中本」にて辛いタンメンを食べました。おいしい。しかし辛い。僕が食べたタンメンは10段階で5の辛さだったのですが、9の辛さのタンメンを食べていたバイト先の先輩T氏は滝のように汗を流しながら食べていました。僕もちょっとだけ…

発言小町に見る好意的差別の自明視

物語的現実認識の例を探そうと思って発言小町を見ていたのですが 自分から誘った初デート、割勘はおかしいですか? : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 読売新聞 こんなものを見つけてしまいました。 トピ主自身もいってますが、男女平等とか2歳年上だとか 収…

今週の「朝生」雑感

今週の朝まで生テレビは面白かったよ、と言う話 パネリスト: 赤木智弘(フリーライター、34) 東浩紀(東京工大特任教授、批評家、38) 雨宮処凛(作家、反貧困ネットワーク副代表、34) 小黒一正(世界平和研究所研究員、経済産業研究所コンサルティ…

自己への物語論的接近 第3章まとめ

ゼミで浅野智彦『自己への物語論的接近 ―家族療法から社会学へ』という本を読んでいます。物語論について、また、物語論的自己論についてもよくまとまっていてわかり易いし面白い。 3章まとめたのでレジュメうp ◎第三章 家族療法とその物語論的展開 ◇前提 …

みなさん

オリオン座流星群が極大を迎えているらしく流れ星見放題ですね。 僕は中学生のころ、天文部でしし座流星群の観測会をやったときに、ひたすら流れ星の数をカウントし続けるということをやったことがあります(全国天文部ネットワークみたいなのからそういうタ…

Forever Unfulfilled

Arctic Monkeysの武道館ライブを観に行って来ました。 AlexをはじめとしてJamie君やNickがみんな長髪になっていてこれがダサい。もうホントダサい。見てらんない。Arcticsはデビュー以来一貫してちょっとダサいけれども、今が一番ダサいのではないでしょうか…

赤木論文

授業の課題で赤木論文を読んで感想を(ry というのを書きました。 「丸山眞男」をひっぱたきたい 非常にショッキングな内容の論文だ。私はこの赤木論文が『論座』に掲載され話題になっていた際に読んだが、今日また改めて読み直してみてそう感じた。この論文…

太宰治『パンドラの匣』

映画を観てなにやら釈然としない気持ちが残ったので原作をあたってみた。そしたら映画が小説のイメージをかなりのところまで忠実に再現していたのだということがわかってほぉおん、と感心。と同時に、映画版のあのポップさに収まらないある種のエロティック…

現実逃避

先週に引き続き卒論の中間発表の準備をやっています。rejectされたのではなく、先週は台風直撃で山手線も中央線もストップしていたためゼミがおやすみだったため。 ところでこれ面白い↓ The tonematrix, a pentatonic step sequenzer by Audiotool 楽器ごと…

「パンドラの匣」

監督は『パビリオン山椒魚』の冨永昌敬、音楽は菊池成孔、出演は染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介etc.。原作は太宰の同名の小説。初日舞台挨拶付きの回@テアトル新宿を観に行きました。川上未映子目当てで舞台挨拶を観に行ったのですが、いまや女…

中間発表

もう10月なのです。そろそろ危機感を抱き始める時期ですね。 突貫工事で中間発表用のレジュメをつくりました。しかしこのままだと結論で相当がんばらないとただのまとめみたいになってしまう恐れがある。オリジナリティをどっかに盛り込まなければね。 (仮…

『1Q85』

村上春樹が『1Q84』の続編を執筆している、というのはどうやら本当のようだ。 http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100501000031.html BOOK 1が1984年、あるいは「1Q84」年の4-6月、BOOK 2が7-9月だったので、続編のBOOK 3で10-12月で「1Q84」を終わらせる…

腹痛

今日こそ学校に行こうと思ったら朝飯(あさはん)に出された栗ご飯が悪くなっていたらしく、腹痛で家から出られません。 僕は結構しょっちゅう悪くなったものを食べてお腹を壊すのですが(2ヶ月に一度くらい)、一般的にはそのようなことはどれくらいあるの…

『1Q84』続編

村上春樹さん、「1Q84」の続編を執筆 : J-CASTニュース やっぱりか、と。早いのが意外。10年くらい間をあけるのかと思っていた。 まあこのニュースが本当に本当なのかというのはありますが。

「一生。」

瀧波ユカリ『臨死!!江古田ちゃん』4巻に、主人公江古田ちゃんの「だれにも気休めを言わない友達」である友人Mのこんな話があった。 パーティ?あるいは合コン?会場にて。江古田ちゃんと友人Mがふたりで座っているところに冴えない感じの男が所在なげに近…

Kazuo Ishiguro "Nocturnes"

夜想曲集の題名通り、夜と音楽とに関わる短編を5編収録。旅行中に読みました。カズオ・イシグロはたぶん面白いのだろうなと思いながらも今まで手をつけられていなかったけれど、読んでみたらやはり結構よかった。個人的に好みに合った作品であるという部分…

スイス

ロンドンはヒースロー空港からスイスのジュネーヴ空港へと飛行機で移動、そこからは電車に乗ってGrindelwaldという町に移動しました。 スイスは言語がドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語といろいろあって面白いですがちょっと混乱しました。ジ…

ロンドン2日目・3日目

ロンドンでの2日目は、バッキンガム宮殿で眺めた衛兵交代の儀式が印象的でした。 宮殿を見た後は、ヴィヴィアン・ウェストウッドの本店を眺めたり、買い物したり。 翌日3日目はロンドンをちょっと離れ、途中オックスフォードの街によりながら、車で一時間…

ロンドン1日目

このごろここ日記しか書いてないことにちょっと危機感を覚えながら今日も日記を。ロンドンにいます。 13日に飛行機に12時間くらい乗って昨日こっちにつきました。飛行機の中では映画を観倒してしまったのでほとんど一睡もせずでこっちに着いてからずっと…

花火・海鮮・地震

昨日まで熱海のあたりを旅行していました。花火やら海の幸やらを満喫。地震にもばっちり遭遇です。 熱海の花火は堤防から横に広く発射するとこが独特でした。 あとは動物を見たりとか 蕎麦を食べてぐだぐだしたりとか 沼津で海鮮食べ放題をしたりして過ごし…

リアリティの変質

遺伝子とかそこらへんまわりの技術が発展して「自分がだいたいどんくらいの確率で病気になるのか」がわかるようになったら保険業界はダメージを受けるのかそれとも別にどうってことないのかについて友人とちょっとした議論をしました。僕は保険やばい派で友…

電脳コイル

1話から最終話までを1日で一気に見ました。感想は「まあまあ面白かった」くらいでしょうか。「手触りのある<現実>と、メガネに映る<仮想空間>が二重写しになっている」というその設定自体も特段斬新なものであるように思えないし、ストーリーはウェル…

ガンダム見学@お台場

お台場にガンダムを見に行きました。おー、という感じ。往復の電車代を払っても見に行く価値は間違いなくありました。 ガンダム自体はなかなかよくできていて文句はないのですが、イベントとしての盛り上げ方があんまりうまくないような気がします。もうちょ…

大殺界

麻雀をやりました。14半荘やって1回しかプラスを取れませんでした。しにたくなる。

しんどかった

ここ数日は結構衝撃的なことがあってちょっと参っていましたがなんとか回復してきたようです。いやあ友達って大事だ。 ところで冷蔵庫が壊れました。アイスはでろでろに溶け、卵はくさっているでしょう。あー。

ヱヴァトークショー

ヱヴァトークショー - hazumaのブログ http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=49647 これ行きてえええええええ!! でもその日はローマにいるっぽいから行けない……。 誰か聴きに行って報告してくれないかな…… id:nitarさんあたりどうでし…